世界を変える人  2020/1/24

今月は、随分と映画館に足を運び、刺激を受け、感銘し、考え、いろいろと吸収しています。

その中で、印象に残っている言葉は、この映画の中で語られました。

『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』

気象学者のジェームズは天気は予想することが出来ると唱えるが、学界からはそんなことはありえないと馬鹿にされ、研究の資金を集めるのも困難な状況にいた。夢を諦めきれないジェームズは気球操縦士のアメリアに「空に連れていってほしい」と懇願。
2年前に夫を亡くし、悲しみに暮れていたアメリアは生きる気力さえなくしていたが、悲しみから立ち直るため飛行を決意する。
苦労の結果スポンサーも見つかり、アメリアのショーとして気球の高度世界記録に挑むこととなる。
当時の世界記録である高度7,000メートルを破った後、2人は想像を絶する自然の驚異に襲われ、互いに命をかけて助け合う。
そしてやがてたどり着く前人未到の高度11,000メートルで2人を待ち受けていたものとは…

実話をもとに作られたというこの映画。
最後の方で、字幕に釘付けになりました。
そうだ!そうよ!そうなのよ!!
と、興奮しながら、忘れないように何度も自分に言い聞かせました。

「傍観者に、世界は変えられない」

「ただ見ているだけじゃ世界は変わらない。
自分の手で未来を選んで変えていくの
見上げてみて、広がる空は 開かれた道となる」
気球乗り、最強の女性アメリアの言葉には、説得力がありました。

不確かな記憶ですが、「空は開かれている」というような言葉が気球に書かれているんです。
この言葉にも、そうだ!って興奮しました。

数年前、私が新しい一歩を踏み出す時期を教えてくれた言葉が
「障子を開けてみよ、外は広いぞ」
という言葉でした。
この一言を久々に思い出させてくれたのです。

私達の多くは多分…
空はこんなに広いのに…
いつの間にか自分の半径何メートルかだけの、それも人間関係だけしか目に入らずに、何てちっぽけに自分を閉じ込めてしまっていることか。
世間が「私」を過小評価しているのではなく、「私」がすでに「私」を過小評価している。
そのことに気付いたら、まず、そんな狭い所へ追いやってしまった「私」を、解放してあげましょう。

傍観者には、世界を変えられない
傍観者には、人生を変えられない

傍観者や、批評家をやめて、歩き始めましょう。
「ただ不満を抱えているだけでは、人生は変わらない。
自分で、未来を選んで変えていくの。」
と、アメリアは言っているようでした。
未来は、思考が作ります。
思考は、言葉で現実化します。
あなたは、あなたの思考とは違う言葉を口にしていませんか?
半径何メートルかにいる人たちの顔色を見て、思いを素直に言葉に出来ないなら、広がる空に、本当の想いを言葉にして投げましょう。空は、全てを受け止めて、必要なところへその言葉を届けてくれることでしょう。

あなたの思いが、そのまま伝わる「言葉」を、選んでいますか?
言葉の選び方、一緒に身につけましょう。

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令和二年、言葉を変えて、さらに飛躍しましょう!

小池可奈

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